rainbow7
20人の仲間がボランティアしながら世界中を旅する
一昨日までメキシコにいたげんさんです。
この前はボランティア活動のことを書いたので、今回は活動中の生活情報を少し書きたいと思います。
通貨:メキシコペソ(1ペソは5.7~6円)
物価:チアパスはメキシコの最南部に位置し、原住民系が多く、比較的貧しい場所です。そのためメキシコ国内の都市部と比較して物価は低めです。ただ、僕が滞在していたサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(以下サンクリ)やその他数か所の観光地はほんの少し高めです。
場末のレストランでの一回の食事は50~70ペソ(300~420円くらい)、ちょっと高級なレストランだと100~120ペソ(600~720円)です。カフェでのコーヒーは20ペソ前後、デザート類も30~50ペソ前後でした。
市場の食べ物は安く、トマトが6個、メロン一個、玉ねぎ6個、ジャガイモ6個などが各10ペソです。牛乳、ヨーグルトは一リットルが15~18ペソ、コーラなどのジュース類は600ミリペットが8ペソ~9ペソです。肉も牛と鶏に関しては500グラムで30~60ペソでした。
交通は電車や大型バスがない代わりに州内をコレクティーボまたはコンビというワゴン車が駆け巡り、短距離で5ペソ、長距離で50ペソです。タクシーは初乗りが25ペソで、一時間乗車しても200ペソくらいです(間に有料道路が入ると倍くらいになります)。ティッシュひと箱12ペソ、シャンプー類は500ミリくらいで25ペソくらいでした。
食事:主食はトルティージャ(とうもろこし粉でつくった生地)と米です。パンも朝食によく登場します。サンクリは内陸部ということもあって海魚を食べる習慣がほとんどありません。市場で魚屋はほとんどなく、売っていても干物か川魚です。そのかわり家畜は皮から内臓まで食用します。モンドンゴという臓物スープは日本のモツ煮込みに通じるものがありお気に入りでした。食事の西洋化が進んでいるので、サンドウィッチやスパゲティーも通常食として登場します。食事時間は昼食が遅め(3時前後)という点以外は日本とあまり変わりません。お酒を飲んだり高級レストランに行かない限り1日の食費は1000円以内で収まります。※水道の水は飲用に適しません。加熱すれば調理には利用できます。
トイレ:「紙がある」「カギが閉まる」「便座がある」「電燈がつく」「流れる」という5つの要素を持ったトイレを、僕は「ファイブツールプレイヤー」と呼んでいます。日本のトイレはレベルが高く、「ファイブツールプレイヤー」が基本で、中にはウォシュレットや音姫といった天賦の才能を有したトイレも存在します。が、残念ながらチアパスでの2か月間ではファイブツールプレイヤーに遭遇する確率は20パーセントくらいでした。いちばん多いケースが便座のないパターンです。紙や鍵がないのは納得できるとしても、便座のないトイレが多すぎて「女性はどうするんだろう」と常に考えさせられました。結構見た目のいいレストランでも便座がなかったことがよくありました。観光地や町の中心部付近には有料の公衆トイレがよくありましたが、有料のくせに環境はよくありません。遠出の際には紙が必須です。家の中ではトイレとシャワーが同じ空間にあります。たいていの家では、お湯を使う際にはタンクに火をつけて15分くらい待つ必要があります。
いくつかの問題点もありましたが、中米の中でも比較的発展しているということもあり、アジアやアフリカの途上国ほどの不便さや困難はおそらくありませんでした。サンクリの経済は外国人観光客で持っている感が強く、現地の人は隙あらば通常の値段より高めの金額を請求することがよくあります。ボランティアで行く場合は、先に来ていたボランティアに平均的な価格を最初に聞いておくといいと思います。観光地を多く訪れたい場合は、一旅で500~1000ペソくらいかかることも考慮してください。
来月にはエクアドルでの活動について載せたいと思います。
この前はボランティア活動のことを書いたので、今回は活動中の生活情報を少し書きたいと思います。
通貨:メキシコペソ(1ペソは5.7~6円)
物価:チアパスはメキシコの最南部に位置し、原住民系が多く、比較的貧しい場所です。そのためメキシコ国内の都市部と比較して物価は低めです。ただ、僕が滞在していたサン・クリストバル・デ・ラス・カサス(以下サンクリ)やその他数か所の観光地はほんの少し高めです。
場末のレストランでの一回の食事は50~70ペソ(300~420円くらい)、ちょっと高級なレストランだと100~120ペソ(600~720円)です。カフェでのコーヒーは20ペソ前後、デザート類も30~50ペソ前後でした。
市場の食べ物は安く、トマトが6個、メロン一個、玉ねぎ6個、ジャガイモ6個などが各10ペソです。牛乳、ヨーグルトは一リットルが15~18ペソ、コーラなどのジュース類は600ミリペットが8ペソ~9ペソです。肉も牛と鶏に関しては500グラムで30~60ペソでした。
交通は電車や大型バスがない代わりに州内をコレクティーボまたはコンビというワゴン車が駆け巡り、短距離で5ペソ、長距離で50ペソです。タクシーは初乗りが25ペソで、一時間乗車しても200ペソくらいです(間に有料道路が入ると倍くらいになります)。ティッシュひと箱12ペソ、シャンプー類は500ミリくらいで25ペソくらいでした。
食事:主食はトルティージャ(とうもろこし粉でつくった生地)と米です。パンも朝食によく登場します。サンクリは内陸部ということもあって海魚を食べる習慣がほとんどありません。市場で魚屋はほとんどなく、売っていても干物か川魚です。そのかわり家畜は皮から内臓まで食用します。モンドンゴという臓物スープは日本のモツ煮込みに通じるものがありお気に入りでした。食事の西洋化が進んでいるので、サンドウィッチやスパゲティーも通常食として登場します。食事時間は昼食が遅め(3時前後)という点以外は日本とあまり変わりません。お酒を飲んだり高級レストランに行かない限り1日の食費は1000円以内で収まります。※水道の水は飲用に適しません。加熱すれば調理には利用できます。
トイレ:「紙がある」「カギが閉まる」「便座がある」「電燈がつく」「流れる」という5つの要素を持ったトイレを、僕は「ファイブツールプレイヤー」と呼んでいます。日本のトイレはレベルが高く、「ファイブツールプレイヤー」が基本で、中にはウォシュレットや音姫といった天賦の才能を有したトイレも存在します。が、残念ながらチアパスでの2か月間ではファイブツールプレイヤーに遭遇する確率は20パーセントくらいでした。いちばん多いケースが便座のないパターンです。紙や鍵がないのは納得できるとしても、便座のないトイレが多すぎて「女性はどうするんだろう」と常に考えさせられました。結構見た目のいいレストランでも便座がなかったことがよくありました。観光地や町の中心部付近には有料の公衆トイレがよくありましたが、有料のくせに環境はよくありません。遠出の際には紙が必須です。家の中ではトイレとシャワーが同じ空間にあります。たいていの家では、お湯を使う際にはタンクに火をつけて15分くらい待つ必要があります。
いくつかの問題点もありましたが、中米の中でも比較的発展しているということもあり、アジアやアフリカの途上国ほどの不便さや困難はおそらくありませんでした。サンクリの経済は外国人観光客で持っている感が強く、現地の人は隙あらば通常の値段より高めの金額を請求することがよくあります。ボランティアで行く場合は、先に来ていたボランティアに平均的な価格を最初に聞いておくといいと思います。観光地を多く訪れたい場合は、一旅で500~1000ペソくらいかかることも考慮してください。
来月にはエクアドルでの活動について載せたいと思います。
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