rainbow7
20人の仲間がボランティアしながら世界中を旅する
ブログの存在は薄々気づいていたけど、なかなか載せるネタがなかったのとゆっくりネットをいじってる時間がなかったせいでおざなりにしていました。
僕は6月からの約2か月間を、メキシコのボランティア団体NATATEで働きました。作業内容は、事務所でガイドブックの作成や更新、参加メンバー関連の情報の管理および更新、Eメール&電話の対応、新規ボランティアへのオリエンテーションや買い物の手伝い、犬の世話などをしていました。一般的な海外ボランティアでよくある現地の人々や共同体との接触はほとんどなく、ボランティアをサポートするボランティアといった感じでした。
ぼらイヤー男子陣の最年長として張り切ってメキシコに乗り込みましたが、最初の一か月は期待通り現地の人との感覚の違いに悩まされました。2時間レベルの遅刻は日常茶飯時、作業予定は朝令暮改、ワークキャンプ(短期のボランティアプログラム)初日に事務所に現れない参加者多数(大半がメキシコ人)、ワークキャンプから逃げ出す人もたまにいたりして、日本との感覚の違いに腹立たしい思いをしてきました。いまではそれも現地の重要な側面と理解しつつも、いまだ完全には受け入れられず。
また、いまは欧米が夏休み期間中ということもあって、学生時代最後のバカンス感覚で来ている人も多く、正直いって意志を疑いような人たちも結構いました。共同住宅内には、アカデミックな目的で来ている人もいれば、禁止薬物を使用して追放されるような人もいて、参加者間の体温差がすごかったです。
でもNATATEは貧困や自然環境悪化といった現地の社会問題に密接したプログラムを提供しているなかなかしっかりした団体だと思います。
僕が今住んでいる場所はスペイン語圏と田舎町ということもあって、2か月間1人の日本人ボランティアとも会いませんでしたが(街には数名)、かえって自分の日本人らしさを確認できていい経験になりました。自分は他のぼらイヤーメンバーと違って、来年の3月まで中南米だけを周るという変則予定です。これからエクアドル、アルゼンチン、ペルーで活動参加したのち、年末にまたここ(サン・クリストバル・デ・ラス・カサス)に戻ってこれたらと思っています。
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